ファイトマネーといったら
この人ですよね!
『フロイド・メイウェザー・ジュニア』
「世界で最も稼ぐスポーツ選手」2015年版ランキングでは、
年間3億ドル(約368億円)という金額を稼ぎ出し1位に立った!
これまでスポーツ選手としては最高額だったダイガーウッズの記録、
年間1.15億ドル(2008年度)を大幅に塗り替えた!
彼の引退試合、『マニーパッキャオ』戦では
メイウェザーに『1億2000万ドル(約144億円)』が保障されていると伝えられた!
しかも、これはあくまでも最低保障ですよ!
恐ろしいですねー!
さすがにメイウェザーは別格ですが、
ファイトマネーはどのように決まるのか
調べてみました!
ボクシングファイトマネーの仕組み
ファイトマネーは見込み興行収入によります!
「テレビ」がつくか、
「チケット」が売れるか、
など人気によります!
まず国内のチャンピオンですが、
初防衛戦からオプションが切れるまでは基本は「300万円前後」です!
オプションが無くなると、視聴率次第ですので、
目安としては、直近の試合の状況を見て、
「チャンピオン」「チャレンジャー」合算で以下の数値ぐらいになると思います!
・テレビなし、観客3000人以下の見込み:400万
・テレビなし、観客3000人以上の見込み:600万~1000万
・テレビ視聴率10%以下:1500万
・テレビ視聴率15%以下:3000万
・テレビ視聴率20%以下:5000万
・テレビ視聴率25%以下:1億
・テレビ視聴率30%以下:2億
・テレビ視聴率35%以下:3億
※視聴率にあわせて会場収入は増えると想定
チャレンジャーは普通の選手で、
過去にチャンピオンになっていなければ、
100万円(1万ドル)が基本です(これは国際的な基準)。
つまり、チャレンジャーの入りが高くなるとチャンピオンには払いづらくなる、
ただしチャレンジャーに人気があって視聴率が上がるのであれば、
ファイトマネーは上がるかもしれない、ということです!
なので『長谷川穂積選手』が3000万円前後になります!
毎試合、金額は違いますので、正確な数字は本人に聞かないとわかりません!
なお、公表数字はいい加減みたいです!
自分の選手を高く見せるため、わざと高い金額を口にするプロモーターがいるそうです!
公表数字を払っていないことは多々あるみたいです!
海外についてはペイパービュー(視聴者がお金を払って見るテレビの仕組み)次第ですので、
ペイパービューがあると金額はもちろん跳ね上がります!
ただ、ペイパービューがなければ、金額は似ていると思います!
お金の流れ
試合会場は1~2万人、
チケットは平均価格7千円~1.5万円というのは、
どこでもそんなに変えられませんので、
ファイトマネーは試合会場では下がることはあっても、大きく上がることはないようです!
最近の日本の世界戦では1万人規模の会場で、
観客4000人、平均価格1万円(収入4000万)。
会場施設費2000万を引いた残り2000万円で前座ボクサーを含む
「ファイトマネー」と「WBA、WBC」への認定料、
「各種人件費(リングアナウンサー、ジャッジ等経費、そもそものプロモーターの給料)」等を
払っているそうです!
3000人以下収容の後楽園ホールは会場施設費が数百万(200万?)で済みますが、
大きな会場は終日貸切で、搬入搬出、警備の人件費が100名規模でかかるので高くなります!
しかも最近は4000人も集まっていませんので、
興行は見込みを下回って赤字が多いそうです!
なお、日本ではファイトマネーの1/3がジムへのマネージャー料とルールで決まっており、
そこからジムのスタッフへの給料は出ます!
最後に、勝っても負けてもファイトマネーは変わらないそうです!
日本でも1億円プレーヤーは夢ではない!
防衛戦を3試合消化した2009年に
ファイトマネーなどによる年収が税込みで総額1億円を超えていたことを本人が明かしました!
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